資格や知識が役に立たないこともある
専門職に就いている人は、専門的な知識を持って仕事をしています。
しかし事前に資格を取ったり勉強をしていても、その知識が全く役に立たないこともあるのです。
例えば、MBAの資格などがその代表例です。
MBAの資格を取得することは難しく、大学の授業が終わっても大学の図書館にこもりきりで勉強をしなければ受からないほど大変であると言われています。
もしその資格が無事とれた場合、コンサルタントの会社などに就職がしやすいです。
ところが、MBAを取得しているとしても、現場ではほとんど役に立ちません。
なぜなら目指しているところが違うからです。
MBAの資格はコンサルタントをする時には確かに重要ですが、コンサルタントの仕事は現場で学んでいくものです。
そして何より、お客さんの利益を上げなければいけません。
お客さんの利益を上げることができないコンサルタントは、コンサルタントをして収入を得ることはできないのが現実です。
ではMBAを所有している場合、どのように役に立てたらよいでしょうか。
資格については、あくまで会社に入るための学歴のようなものだと考えるべきです。
実際にその知識を使って仕事ができるわけではありませんので、資格の上にあぐらをかいてのんきに構えていては周りの社員たちに追い越されてしまいます。
もちろん、資格の取得やその過程で身に付けた知識がしっかり活かせる専門職も多いです。
代表的なものに医師や看護師、理学療法士といった医療系の専門職があり、身に付けた資格や知識を武器に多くの人が活躍しています。
もちろん医療系の専門職に関しても資格があるから大丈夫と考えるのではなく、新たにそこで新しく勉強をする姿勢は必要とされます。
医療系の専門職について詳しい情報を得たい人は、「専門職ってどんな仕事?~医療編~」というサイトを覗いてみると良いでしょう。